第1問 「忸怩たる」の意味


「忸怩たる」の意味

問題

次の言葉をより適切に使っている文はどちらでしょう?

【忸怩(じくじ)】

  1. 自慢のホームページに誰も来てくれないというのでは、忸怩たるものがあるでしょうね。
  2. 時間不足から不完全なホームページを公開することになり、忸怩たるものがあります。

解説

「忸怩(じくじ)」とは、「心の中で恥ずかしく思う様子」「深く恥じ入る様子」という意味です。ということで、正解はイ。

アのように「ふんまんやるかたない様子」の意味で使われることがありますが、それは誤りです。

この「忸怩」のように本来の意味とは別の意味で用いられている言葉は他にもあります。

例えば「憮然(ぶぜん)」。

「朝早くから起こされ、憮然とした表情で食卓についた」などというように、ふてくされた様子をあらわすときに使われますが、本来の意味は「失望してどうすることもできないでいる様子」なんだそうです。

「割れたグラスを憮然として眺める」などと用いるのが本来の用法のようですね。

ただ、最近の辞書には、「ぶすっとした不満の表情」という意味を併記しているものもあるようです。

本来は誤用だったものを、辞書が現状にあわせて追認したというところでしょうか。いずれは、「不満の表情」が本来の意味にとってかわるのかもしれませんね。

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正解

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