第55問 「痛飲」の意味と使い方


「痛飲」の意味と使い方

問題

「痛飲」の使い方が適切なのはどちらでしょう?

  1. 彼女にふられたので、昨晩は飲めない酒を少しだけ痛飲した。
  2. 昨夜は、気の合った仲間達と夜を徹して痛飲した。

解説

「痛」は、「歯が痛い」「損失が続いて頭が痛い」のように「肉体や心に苦しみを感じるさま」という意味で用いられたり、「痛い出費」のように「打撃をこうむって閉口する」という意味で用いられたりしますが、「程度のはなはだしいさま」という意味でも用いられます。

「程度のはなはだしいさま」という意味で「痛」が用いられている言葉には、「痛快(つうかい)=たまらなく愉快なこと」や「痛感(つうかん)=強く心に感じること、身にしみて感じること」そして、今日のお題の「痛飲(つういん)」などがあります。

「痛飲」は「大いに酒を飲むこと」という意味です。「ワインを痛飲する」「夜を徹して痛飲する」などと用います。

とにかくたくさん飲むことを「痛飲」と言い、飲んでいるとき、また飲んだ後の身体や精神の状態は問わないようですね。

ですから、「気の合った仲間と痛飲した」だけでなく「失恋してやけになって痛飲した」でもいいのですが、1のように「失恋して飲めない酒を少しだけ痛飲」は適切な使い方ではないといえます。

ということで、「痛飲」の適切な使い方をしているのは、2「昨夜は、気の合った仲間達と夜を徹して痛飲した」でした。

「痛飲」の「痛」は「苦しみを感じる」ではなく、「程度がはなはだしい」という意味だとご記憶ください。

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正解

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