第58問 「かねがね」の意味と使い方


「かねがね」の意味と使い方

問題

「かねがね」の使い方が適切なのはどちらでしょう?

  1. 着任のごあいさつかねがねおうかがいしました。
  2. お噂はかねがねおうかがいしております。

解説

「かねがね」には「以前から、前もって」という意味があります。漢字では「予予」と書きます。

「兼ね兼ね」とも書きますが、「大は小を兼ねる」「総理が外相を兼ねる」などと言うときの「兼ねる」のように、「1つで2つ以上のはたらきをする」という意味はありません。

よって、2のように「お噂はかねがねおうかがいしております」と言うのは適切ですが、1のように「着任のごあいさつかねがねおうかがいしました」のように用いるのは不適切です。

1のような場面で用いるのが適切な言葉は、「~のついでに」「~がてら」「~を兼ねて」という意味を持つ「かたがた」です。「着任のごあいさつかたがたおうかがいしました」、これならOKです。

「かたがた」=~を兼ねて

「かねがね」=以前から

です。ちょっとややこしいですが、「かね」という音を含む「かねがね」には「~を兼ねて」という意味はないとご記憶ください。

ということで、正解は2「お噂はかねがねおうかがいしております」でした。

なお、ますますややこしいのですが、「かねがね」と同じ意味をもつ言葉には「かねて」があります。「お噂はかねて(から)おうかがいしております」などと用います。

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正解

2

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