第59問 「がんぜない」の意味と使い方


「がんぜない」の意味と使い方

問題

「がんぜない」の使い方が適切な文はどれでしょう?

  1. がんぜない子供のしたことなので、大目に見てやってください
  2. A社がつきつけてきた要求は、到底がんぜないものであった
  3. 長老と呼ばれるがんぜない老人は、断固として首を縦に振らなかった

解説

「がんぜない」は、「まだ幼くて物の道理がよくわからないこと」「あどけなく無邪気なこと」を表す言葉です。「がんぜない子供のしたこと」「幼児のがんぜない笑顔」などと用います。

2「つきつけられた要求はがんぜないものであった」のように、「承諾できない、聞き入れることができない」という意味で「がんぜない」を用いることはできません。

これはおそらく、「承諾する」「聞き入れる」という意味の「がえんずる(肯んずる)」を否定形にした「がえんぜられない」「がえんじえない」「がえんずることができない」との混同であると思われます。

また、3「長老とよばれるがんぜない老人」のように「かたくなでなかなか自分の態度や考えを改めようとしないこと」という意味で「がんぜない」を用いることもできません。それを言うなら「頑固な」です。

「がんぜない」が漢字で書くと「頑是無い」となること、また、「がん」「ない」という音の響きから、「断固として首を縦にふることができない」とか「頑固な」という意味を連想しがちです。

しかし、「がんぜない」は「分別がない、あどけない」という意味で主に「幼児」「子供」とセットで使われるとご記憶ください。

ということで、「がんぜない」の使い方として適切なのは、1「がんぜない子供のしたことなので、大目に見てやってください」でした。

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正解

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