第36問 おおばんぶるまいは「大盤」?「大判」?「大番」?


おおばんぶるまいは「大盤」?「大判」?「大番」?

問題

【  】内の表記として、適切なものはどれでしょう?

・「今日は【おおばん】振る舞いだ!」と口をすべらせ、二次会をおごる羽目になった。

  1. 大盤
  2. 大判
  3. 大番

解説

「おおばんぶるまい」は、「盛んなもてなし」「金品などを気前よく人にふるまうこと」を意味する言葉で、「大盤振る舞い」と書きます。「部下に大盤振る舞いをする」などと用います。

「大判振る舞い」「大番振る舞い」と書かれることがありますが、それは誤用ですので、お気をつけ下さい。

といっても、そもそも「大盤振る舞い」も、本来は「椀盤(おうばん)振る舞い」の誤用であるとされています。

「椀盤振る舞い」とは、平安時代の儀式「椀飯の儀礼」の影響を受けた江戸時代の正月の行事で、一家の主人が親類縁者など大勢の人間を招いて、盛んなもてなしをすることをいいました。

「椀盤」はもとは「わんばん」と読まれていたのが「わうばん」と変化し、「おうばん」と読まれるようになりました。

そこへ誰かが、「大盤」の字を当ててしまったのですが、宴会の豪勢な印象にぴったりだったからでしょうか、本来の「椀盤振る舞い」より広く使われるようになり、今ではすっかり「大盤振る舞い」が定着してしまいました。

「大番」にも「大判」にも豪勢な印象はありますが、本来の「椀盤」の「盤」をとどめた1「大盤」が今のところ正解のようです。

「今日は大盤振る舞いだ!」いちど言ってみたいような気がする言葉ですが、くれぐれも口を滑らせないようにご注意くださいね。

スポンサードリンク

正解

1

このページの先頭へ

ブログパーツ