第44問 「起源」「起原」の意味の違い


「起源」「起原」の意味の違い

問題

【  】内の言葉を漢字になおしたものとして、適切なのはどちらでしょう?

・最古の類人猿の化石が見つかった地へ、人類の【キゲン】を探る旅に出る。

  1. 起源
  2. 起原
  3. どちらでもよい

解説

さあ、「起源」と「起原」では、どちらが正しいのでしょうか。漢字のもつ意味からさぐってみることにします。

「原」と「源」について調べてみたところ、どうやらもとは「原」という漢字しかなかったらしいですね。

「原」とは、「巌(大きな岩)の下の泉」すなわち水のみなもとを表す漢字だったのですが、広く「もとの」という意味で使われるようになりました。

そして、その後「原」は、さらに「原野」という意味でも使われるようになったことから、「水のみなもと」を表すために「源」という字が生みだされ、以降「もとの」という意味では主に「源」が使われるようになったようですね。

「源」が使われている言葉には「源流」「源泉」「根源」「起源」などがあります。

ただ、「原」から「もとの」という意味が失われたわけではありません、「原因」「原本」など、「もとの」の意味で「原」が使われている言葉はたくさんあります。

「起原」もそのひとつ。多くの辞書でも「起源」と「起原」は「ものごとの起こり、はじまり」という意味の言葉として併記されています。

ということで、お題の文

最古の類人猿の化石が見つかった地へ、人類の【キゲン】を探る旅に出る。

の【  】内は、「起源」「起原」どちらにしてもいいということになりそうです。

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正解

3

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