第46問 「効く」「利く」「訊く」の意味の違い


「効く」「利く」「訊く」の意味の違い

問題

【  】内を漢字にしたものとして正しいのはどれでしょう?

・自慢じゃないけどこの辺ではちょっと顔が【  】んだよね。

  1. 効く
  2. 利く
  3. 訊く

解説

「顔がきく」は、「信用や力があるために相手に対して無理が言えること」を意味する慣用句です。「あの店には顔がきく」などと用いますが、さて、「顔がきく」の「きく」は「効く」「利く」「訊く」のうちどれでしょう。

3「訊く」の選択肢は迷わず切れたという方は多いでしょうね。「訊く」は「たずねて答えを求める」という意味です。

1「効く」は、一般的に「期待どおりのよい結果が実現する」という意味で用いられます。「薬が効く」「ブレーキが効く」などが使用例です。「効」を使った言葉には「効果」「効能」などがあります。

2「利く」は、一般的に「機能がはたらく」「できる」という意味で使われます。

「鼻が利く」「目が利く」「押しが利く」「無理が利く」「学割が利く」「融通が利く」、そして「顔が利く」などと幅広く用いられています。

また、「口を利く」とすると「ものを言う」「あっせんする」という意味になります。前者の意味では「口を利くのも面倒だ」後者の意味では「議員に口を利いてもらった」などと用います。

それから「腕ききのギタリスト」などと言うときの「きき」これも「利き」と書きます。

「効く」と「利く」の使い分けはなかなか難しいのですが、通常、まさに「効果がある」というときに「効く」を使い、それ以外は「利く」を使うようですね。

少なくとも「顔がきく」は「利く」を使うということで一致しているようですので、安心して「顔が利く」と表記してください。

ちなみに「わさびがきく」はどうなのかというと、「ぴりっとした鋭いものを含み持っている」という意味の慣用表現として辞書に採用されているのは「利く」ですが、一般的には「効く」が多く用いられているようです。

Googleで検索したところ、「わさびが効く」が約 448,000 件であったのに対し、「わさびが効く」は、約 270,000 件だった上に、「もしかして: わさびが効く」という誘導が表示されました(2015年8月5日)。

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正解

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