第3問 「食べる」の尊敬語


「食べる」の尊敬語

問題

ア~エのうち、正しい表現はどれでしょう?

【部下である私が、上司である部長に対して】

  1. 部長は、もうクリームドーナツを召し上がりましたか?
  2. 部長は、もうクリームドーナツをいただかれましたか?
  3. 部長は、もうクリームドーナツをいただきましたか?
  4. 部長は、もうクリームドーナツをお召し上がりになられましたか?

解説

部下である私が上司である部長に、部長はクリームドーナツを食べたかどうかたずねている、というシチュエーションです。

「食べる」のは部長の動作ですので、尊敬語を使うのがふさわしいということになりますね。さて、ア~エのうちどれが最も適切か、順番にみていきましょう。

ア.「召し上がりましたか」
正解。「食べる」の尊敬語「召し上がる」を使っているので最も適切です。
イ.「いただかれましたか」 ウ.「いただきましたか」
「いただく」は目上の人から何かをもらったり、何かを食べたりするときに、自分の動作をけんそんして言うときに使う言葉。すなわち謙譲語です。よって、上司である部長の「食べる」を「いただく」というのは不適切です。イは、「いただく」に「~れる」をつけて尊敬表現の形をとってはいますが、やはり不適切であることに変わりはありません。
エ.「お召し上がりになられましたか」
「お召し上がりになる」という尊敬の表現に更に「?られる」をつけてしまったもの。過剰な敬語、いわゆる「窓口敬語」として敬遠されることも多い表現で、不適切です。

というわけでアの「召し上がりましたか」が正解でした。

さて、第2問 「持つ」の尊敬語で、尊敬語を使うときに注意するべきポイントとして、1.「謙譲語と間違えない」2.「尊敬の表現を重ねない」、この2点があると申し上げましたが、注意するべきポイントはもうひとつあります。それは、3.「自分の身内の動作について尊敬語を使わない」というものです。

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正解

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