第22問 「駄目を押す」の意味


「駄目を押す」の意味

問題

「駄目を押す」を正しく使っているのはどちらでしょう?

  1. 満を持して提出した企画書に駄目を押された。
  2. 部長から「本当に間違いないんだな」と駄目を押された。

解説

「駄目を押す」とは、「念のために確かめる、念を押す」「ほとんど勝ちが決まっている状態で、さらに得点を重ねて勝ちを確定的なものにする」という意味を持つ慣用句です。

「本当に間違いないんだなと、駄目を押す」「追加点をあげて、駄目を押す」などと用います。

この場合の「駄目」は、「よくない」という意味ではなく、「囲碁で、両者の境にあってどちらの所有にもならない目」のことです。本来は押さえなくてもいい目ということでしょうか。

駄目を押すことを「駄目押し」といいます。「上司に駄目押しをする」「駄目押しの1点」などと用います。

1の「満を持して提出した企画書に」に続く言葉は「駄目を出された」です。

「駄目を出す」は、「俳優に演技上の注意を与えること」、転じて、「仕事などのやり直しを命じる」という意味を持つ言葉です。

「企画書に駄目を出す」「演技に駄目を出す」 などと用います。駄目を出すことを「駄目出し」と言います。

「駄目を押す」「駄目を出す」ともに「駄目」という言葉が使われているので混同しがちですが、「押す」と「出す」では意味が全く違いますので、ご注意ください。

「念を押す」という意味を持つのは「駄目を押す」です。「押す」が共通しているということを憶えておかれると、迷うことはないのではないかと思います。

ということで、「駄目を押す」の使い方が正しいのは、2「部長から『本当に間違いないんだな』と駄目を押された」でした。

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正解

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