第9問 合いの手を入れる?打つ?


合いの手を入れる?打つ?

問題

( )内に入る言葉として正しいのはどちらでしょう?

部長の話に合いの手を( )。

  1. 打つ
  2. 入れる

解説

「合いの手」とは、「相手の話の合間などにはさむ動作や言葉」のことで、「合いの手を入れる」「合いの手が入る」などと用います。「合いの手を打つ」という言い方はありません。

「相手の話に調子を合わせてする応答」という意味を持つ言葉に「相槌(あいづち)」があり、こちらは「相槌を打つ」と用いることから、両者を混同して「合いの手を打つ」という誤用が生まれたと考えられます。

さて、「合いの手を入れる」「相槌を打つ」ともに、相手の話を「うんうん」と聞くという場面で用いられる慣用句ですが、どう違うのでしょうか?

「合いの手」は「歌や踊りの調子に合わせて入れる手拍子」から来た言葉です。他方、「相槌」は、「鍛冶(かじ)の師匠の打つ鎚に合わせて弟子が鎚を入れること」から来た言葉です。

このことから、「合いの手を入れる」が、相手の話を積極的に盛り上げるという意味合いを持つのに対し、「相槌を打つ」は、上の者の発言に対し、消極的にうなずくだけという意味合いを持つと考えられます。

具体例をあげるならば、相手の話に対して、「それでどうしました?」「なるほど、それは困りましたねえ」と言うことが「合いの手を入れる」、「はい」「そうですね」と言うことが「相槌を打つ」といえるでしょうね。

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正解

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