第4問 ら抜き言葉の見分け方


ら抜き言葉の見分け方

問題

いわゆる「ら抜き言葉」がひとつも含まれていない文はどれでしょう?

  1. 彼が来ないと始められないのに、定刻に来れないなんて信じられない
  2. 何とか試みられないだろうかと懇願されて、させられる羽目になった
  3. メルマガを200号まで出せれるなんて、創刊当時には考えれなかった

解説

動詞を「~できない」という形にしたときに、本来なら語尾を「られない」としなければならないところ、「ら」を抜いて「れない」としてしまう誤用を「ら抜き言葉」と言います。

1に含まれる「来れない」、3に含まれる「考えれない」は「ら抜き言葉」で、正しくはそれぞれ「来られない」「考えられない」です。

ら抜き言葉になっていないかどうかを判定するためには、もとの形の動詞を「~しない」という意味の形にしてみて、「ない」のすぐ上の音を長く伸ばしてみてください。

このとき伸ばした音が「ア」にならない動詞は、「~できる」という意味する場合に、語尾を「れる」ではなく「られる」とします。

試しに「来る」を「~しない」という形にして「ない」のすぐ上を長く伸ばしてみましょう。「来(こ)ォない」となります。「オ」の音ですね。

次に「考える」を「~しない」という形にして「ない」のすぐ上を長く伸ばしてみましょう。「考えェない」となります。「エ」の音です。

両方とも「ない」の上が「ア」の音になっていませんよね。よって、「来れない」ではなく「来られない」、「考えれない」ではなく「考えられない」が適切というわけです。

1に含まれる「始められない」「信じられない」、2に含まれる「試みられない」も、誤って「始めれない」「信じれない」「試みれない」としてしまいがちなので、ご注意ください。

ということで、「ら抜き言葉」がひとつも入っていないのは2でした。

ちなみに3の「出せれる」は「ら抜き言葉」ではありませんが、余分な「れ」が入っている「れ足す言葉」というもので、正しくは「出せる」です。

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正解

2

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