第7問 現代仮名遣いにおける「じ」と「ぢ」の使い分け


現代仮名遣いにおける「じ」と「ぢ」の使い分け

問題

仮名遣いの一般的な指針とされる『現代仮名遣い』の基準にてらして、正しい平仮名表記はどれでしょう? 1つ選んでください。

  1. いちぢく(無花果)
  2. ちかぢか(近々)
  3. ぢめん(地面)
  4. いちぢるしい(著しい)

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解説

仮名遣いの一般的な指針とされる『現代仮名遣い』(昭和61年 内閣訓令)では、「zi」という発音は、「ぢ」ではなく「じ」と表記するのが原則です。

特に、頭に「zi」が来る場合は、必ず「じ」と書きます。

例えば、「無花果」は「いちぢく」ではなく「いちじく」、「地面」は「ぢめん」ではなく「じめん」、「著しい」は「いちぢるしい」ではなく「いちじるしい」と表記します。

ただし、ある語の「ち」が、他の語の後につくことによって「zi」という濁った音になる場合は、例外的に「ぢ」と表記します。

例えば、「血(ち)」が「鼻」の後についてできた「鼻血」は「はなぢ」、「力(ちから)」が「底」の後についてできた「底力」は「そこぢから」、「知恵(ちえ)」が「悪」に後についてできた「悪知恵」は「わるぢえ」となります。

2「近々」も、「近(ちか)」が「近」の後についてできた語ということで、この例外に該当し、「ちかぢか」と表記します。

ということで、『現代仮名遣い』にてらして正しい平仮名表記がなされているものは、2「ちかぢか(近々)」でした。

・「zi」の音は原則「じ」と表記する 

・ある語の「ち」が、他の語の後につくことによって濁音となる場合は、例外的に「ぢ」と表記する

とご記憶ください。

ただ、「縮む」「縮れる」などは上記の例外にあてはまりませんが、「ちぢむ」「ちぢれる」でいいらしいです。

あと、「世界中」という語については、「現代語の意識では一般に二語に分解しにくいもの等として」という説明を加えた上で、「せかいじゅう」と書くことを本則としつつ、「せかいぢゅう」と書くこともできるとしています。

わかったようなわからないような…興味をお持ちになった方は、文部科学省のホームページをご覧ください。 

「現代仮名遣い」に関する内閣告示及び内閣訓令について

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正解

2

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