第33問 「けんもほろろ」「諸手を挙げて」「にべもなく」の意味と使い方


「けんもほろろ」「諸手を挙げて」「にべもなく」の意味と使い方

問題

(  )内に入る言葉として適切でないものをひとつ選んでください。

部長に企画を持ちかけたが、(  )却下された。

  1. けんもほろろに
  2. 諸手をあげて
  3. にべもなく

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解説

ア「けんもほろろに」の「けん」も「ほろろ」も、ともに雉(きじ)の鳴き声をあらわします。雉の鳴き声は無愛想に聞こえることから、「人の頼み事や相談事などを無愛想に拒絶するようす」を指して「けんもほろろに」と言うようになりました。

「けんもほろろに断る」などのように用います。

ウ「にべもなく」の「にべ」は、「にべ」という魚の浮き袋から作る膠(にかわ/接着剤の一種)のことで、「にべもない」と言うと「愛想がない」という意味になります。

おそらく、「接着剤がない」=「とっつきどころがない」ということなのでしょうね。「にべもなく断る」などと用います。

「諸手をあげて」は「無条件に、または心から受け入れ迎える」という意味を持つ言葉で、「諸手を挙げて賛成する」などと用います。断ったり、拒絶したりするときに使う言葉ではありません。

ということで、(  )内に入る言葉として適切でないものは、イ「諸手をあげて」でした。「断る」「却下する」の前にくるのは、「けんもほろろに」「にべもなく」です。

ちなみに、「けんもほろろに」も「にべもない」と同じような意味を持つ言葉に、「取り付く島がない」があります。

この「取り付く島がない」を、ときどき「取り付く”暇”がない」と書いている人を見ますが、「暇」ではなく「島」です。ご注意ください。

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正解

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