第47問 「寧日」の意味と読み方


「寧日」の意味と読み方

問題

「寧日なき」の使い方として正しいのはどちらでしょう?

  1. 引退した実業家は、悠々自適の寧日なき生活を送っている。
  2. 起業家として独立したばかりの彼は、寧日なき生活を送っている。

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解説

「寧日(ねいじつ)」とは、「心安まる穏やかな日」という意味です。「寧日なき」は、「心安まる穏やかな日がない」ということですから、忙しいとかあわただしいとか、そういった意味合いになりますよね。

例えば、政治家が執務に専念して忙しい毎日を送っているとか、ビジネスを起こした人が毎日のように激務をこなしているとか、そういった場面で使われるようです。

1の「悠々自適」とは「世間のことに煩わされず、自分の思いのままに暮らすこと」という意味ですので、「悠々自適の寧日なき生活」というのは、ちょっとおかしいですね。

「若くして起業し、寧日なき半生を過ごした彼は、今は引退して悠々自適の生活を送っている」これならOKです。

ということで、「寧日なき」の使い方が適切なのは、2「起業家として独立したばかりの彼は、寧日なき生活を送っている」でした。

あまり一般的な言葉ではありませんが、使えるようにしておくと「デキるな」と、を相手をうならせる効果があるのではないかと思われます。

なお、「寧日なき」は、2007年6月に実施された日本語検定2級にも、

「三十歳の若さで国会議員になった鈴木氏は、(  )なき日常を送っている」

という文の(  )部分を、「佳日」「好日」「寧日」の3つから選ぶという形で出題されました。

ちなみに、「佳日(かじつ)」は「よい日、めでたい日」、「好日(こうじつ)」は「晴れて気持ちのよい日、平穏な日」という意味です。

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正解

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