第57問 「悪びれる」の意味と使い方


「悪びれる」の意味と使い方

問題

「悪びれる」を適切に使っているのはどれでしょう?

  1. 最近の新入社員は、敬語の間違いを指摘しても悪びれるふうもない。
  2. 最近の新入社員は、仕事上の指摘をするとすぐ悪びれるふうを見せる。
  3. 最近の新入社員は、悪びれたふうを装っているが、意外と素直だ。

解説

「悪びれる」の「びれる」は、漢字で「怯れる」と書きます。

「怯」は「怯える(おびえる)」 「卑怯(ひきょう)」 など、気おくれしているようすや、勇気がないようすをあらわす言葉に使われる漢字ですね。

「悪びれる」も、やはり「おどおどしたり、恥ずかしがったりする」という意味を持つ言葉です。

「遅れてきたのに悪びれる様子もない」「間違いを指摘されても悪びれるふうもない」などのように、通常はおどおどするものではないかと人が考えるような場面で、平気な顔をしていたり、堂々としていたりする状態を指して使われることが多いようです。

「悪」という字が使われていますが、「悪い」が持つ「不当である」「不道徳だ」「良好でない」という意味は「悪びれる」にはありません。

よって、2「仕事上の指摘をするとすぐ悪びれるふうを見せる」や3「悪びれたふうを装っているが、意外と素直だ」は、「悪びれる」の使い方として適切ではないということになります。

2のようなことを言いたいなら「気を悪くする」「ふてくされる」、3のようなことを言いたいなら「悪ぶった」などと言うのが適切でしょうね。

ということで、「悪びれる」の使い方として最も適切なのは、」は、1「最近の新入社員は、敬語の間違いを指摘しても悪びれるふうもない」でした。

「悪びれる」は、よくない態度をとることではなく、「おどおどする」ことだとご記憶ください。

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正解

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