第62問 「狐疑逡巡」「欣喜雀躍」「鳩首凝議」の意味


「狐疑逡巡」「欣喜雀躍」「鳩首凝議」の意味

問題

(  )内にはすべて生物の名前が入りますが、鳥の名前でないものがひとつだけあります。さて、どれでしょう?

  1. (  )疑逡巡
  2. 欣喜(  )躍
  3. (  )首凝議

解説

1「(   )疑逡巡」の(   )には「狐」という字が入り、「狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)」となります。「狐疑」とは疑い深いようすを指す言葉です。狐(きつね)が疑い深い性質であると言われることから、このような表現が生まれました。

「逡巡」は、「ためらうこと、尻込みすること」を意味します。足して「狐疑逡巡」で、「疑い深く、決断をためらうこと」という意味になります。

2「欣喜(   )躍」の(   )には「雀」という字が入り、「欣喜雀躍(きんきじゃくやく)」となります。「おどりあがって大喜びすること」という意味で、「内定の知らせに欣喜雀躍する」などと用います。

「欣喜」は「ひじょうに喜ぶこと」、「雀躍」は「雀(すずめ)のはねるように、小躍りして喜ぶこと」という意味です。

3「(   )首凝議」の(   )には「鳩」という字が入り、「鳩首凝議(きゅうしゅぎょうぎ)」となります。「鳩首」は「人々が寄り集まって、額をつきあわせて相談すること」という意味、「凝議」は「熱心に相談を重ねること」という意味です。

「鳩」は鳥のハトをあらわす漢字ですが、「鳩首」という場合の「鳩」は「集める」を意味します。

ということで、1「(   )疑逡巡」の(   )には「狐(きつね)」、2「欣喜(   )躍」の(   )には「雀(すずめ)」、3「(   )首凝議」の(   )には「鳩(はと)」が入ります。

鳥でないのは「狐」ですので、正解は1ですね。

このお題は、平成19年10月実施の日本語検定2級問題をヒントに作成いたしました。

その問題は、動物の名をあらわす漢字を含む四字熟語10個の表記について問うものだったのですが、今回のお題としてとりあげた3個の他に出題されたのは、「南船北馬」「鶏口牛後」「意馬心猿」「牛飲馬食」「虎視眈々」「花鳥風月」「周章狼狽」でした。

けっこうマニアックなものもありますね。皆さんはいくつご存じでしたか?

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正解

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