第72問 「あっけらかん」の意味と使い方


「あっけらかん」の意味と使い方

問題

「あっけらかん」を本来の意味で使っているのはどれでしょう?

  1. あれだけ叱責されたのに、あっけらかんとしているとは驚いた
  2. あっけらかんと朗らかなところが彼女の長所だ
  3. 部長は、常識のない部下のふるまいを、ただあっけらかんと眺めていた

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解説

「あっけらかん」は、「あんけらかん」という言葉の音がなまって変化したものです。

「あんけらかん」は、口が開いていることを表す古い言葉「開んけ(あんけ)」に、状態を表す接尾語「ら」が付き、さらに強調を意味する接尾語「かん」が付いてできた言葉です。

まあ、開いている状態を強調して言ったものだと理解していいでしょう。口をぽかんと開けて驚いたり呆れたりしている様子を表します。

その「あんけらかん」の音が変化した「あっけらかん」も、同様の意味で使われていましたが、時代とともに意味が変化して、最近では、1のように「何もなかったように平気でいるさま」「けろっとしているさま」という意味で使われることの方が多くなりました。

また、2のように、「明るい」「開放的」などの意味で「あっけらかん」を使っていると思われる用例も見られますが、本来の意味は、「驚いたり呆れたりして、ぼんやりしているさま」です。

ということで、正解は、

3「部長は、常識のない部下のふるまいを、ただあっけらかんと眺めていた」

でした。

ちなみに、「意外な事に出会って驚き呆れる」という意味の言葉「あっけにとられる」の「あっけ」の語源も「開んけ」だという説があります。

だとすると、こちらは本来の意味で使われているようですね。

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正解

3

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