第80問 「重鎮」の意味と類義語


「重鎮」の意味と類義語

問題

次のうち、「重鎮」と最も意味が近い言葉はどれでしょう?

  1. 重役
  2. 顔役
  3. 巨頭
  4. 重職
  5. 巨人

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解説

「重鎮(じゅうちん)」とは、「ある社会・分野で重きをなす人物」という意味の言葉です。

「重きをなす」という言葉の解釈が難しいところですが、「経済界の重鎮」「文壇の重鎮」などという用法を見るに、「影響力がある」「恐れられている」「権威となっている」というような意味だととらえてよいかと思います。

さて、では、これと同じ意味を持つ言葉はどれか、選択肢をチェックしていきましょう。

まず、1の「重役(じゅうやく)」には、「責任の重い役目」という意味があります。日常的には、株式会社の役員の総称として使われていますね。

似た意味の言葉として、「責任の重い重要な職務、また、その職にある人」という意味を持つ4「重職(じゅうしょく)」があります。

「重役」「重職」ともに、「重要」というところでは「重鎮」と共通していますが、「人」より「役」に着目している点と、影響力の有無を問題にしていない点で「重鎮」とは意味が異なります。

次に、2「顔役(かおやく)」には、「その土地、または仲間うちで、顔を知られていて勢力のある人」という意味があります。「町の顔役」などと用います。

ある社会で影響力を持つ人という意味では「重鎮」と共通していますが、その属する社会が狭く、非公式である点で、同じ意味とは言えません。

その点、3「巨頭(きょとう)」には、「その方面に多大な影響を与える重要な地位にある人物」という意味があり、これは「重鎮」の意味とほぼ同じです。「政界の巨頭」などと用いられます。

5「巨人(きょじん)」は、「その分野ですぐれた能力をもち、偉大な業績のある人」という意味です。おそらくその分野における影響力も備えているのでしょうが、政治的・支配的な意味合いを持たないという点で「重鎮」とは異なります。

ということで、1「重役」2「顔役」3「巨頭」4「重職」5「巨人」のうち、「重鎮」と最も意味が近い言葉は、3「巨頭」でした。

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正解

3

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