第38問 年末年始は「書き入れ時」?「掻き入れ時」?


年末年始は「書き入れ時」?「掻き入れ時」?

問題

【 】内を漢字にしたものとして、正しいのはどちらでしょう?

・年末の【かきいれ】どきに店を閉めるなんて、どうかしている。

  1. 書き入れ
  2. 掻き入れ

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解説

「かきいれ時」は、「商店などで売れ行きがよく、最も利益の多い時」を意味する言葉です。「年末年始の今が、かきいれ時だ」などと用います。さて、この「かきいれ時」の表記ですが、

「利益が多い」
   ↓
「お金やお客をたくさん集める」
   ↓
「掻き集める」

という連想が働いたり、商売繁盛を祈願する縁起物の「くまで」でお金をかき集めるところを想像してしまったりするせいか「掻き入れ時」と書いてしまう人が少なからずいるようですが、本来の表記は「書き入れ時」です。

「書き入れ」とは、帳簿の書き入れのことです。

品物の売れ行きがよく、お金がたくさん入ってくると、帳簿の書き入れが忙しくなることから、売れ行きがよく、利益の多い時を「書き入れ時」というようになったそうです。

ということで正解は1でした。

ちなみに、NHKの放送文化研究所が「かき入れ時」の表記についておこなったアンケート調査によると、6割強の人が「掻き入れ時」と答えたそうです。

どちらかというと「掻き入れ時」の方が「商売繁盛でガッポリ」という感じをよく表しているので、無理もないような気はしますが、今のところ正しいとされているのは「書き入れ時」です。

「お金を掻き入れる」ではなく「帳簿に書き入れる」から「書き入れ時」であるとご記憶ください。

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正解

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