第41問 「生育」と「成育」の意味の違い


「生育」と「成育」の意味の違い

問題

【  】内を漢字にしたものとして、適切なのはどちらでしょう。

子供の【セイイク】に、剣道は好ましい影響を与える

  1. 生育
  2. 成育

解説

「生育」には「うまれ育つこと、または生み育てること」「植物が伸長して大きくなること」という意味があります。「作物が生育する」などと用います。

他方、「成育」には、「成長すること、育つこと」「動物が育って成熟すること」という意味があります。「子供がりっぱに成育する」「稚魚が成育する」などと用います。

よく似た言葉ですが、「生育」は主に植物が育つこと、「成育」は主に動物が育つことをいいます。

「生育」を動物が育つという意味で、「成育」を植物が育つという意味で使っても間違いではないようですが、「生育」には「うまれる」という意味があるのに対し「成育」にはないという点、「生育」が、単に大きくなるという意味しか持たないのに対し、「成育」には「成熟する」という意味を持つという点で異なるので、注意が必要です。

また、「生育」には「生み育てる」という意味がありますが、「成育」にはないという点でも違います。「親が子供を生育する」とは言えても「親が子供を成育する」とは言えないわけですね。

まとめますと、

「生育」=植物について使う。生まれ育つ。親を主語にできる。

「成育」=動物について使う。育って成熟する。親を主語にできない。

という感じでしょうか。

お題は、「子供の【セイイク】に、剣道は好ましい影響を与える」と言っていますので、【 】に入るのは2「成育」が適切ですね。

「生育はしてもらったけど、成育に関しては何もしてくれなかったね」と子供たちに言われないように、立派な大人になりたいものです。

ちなみに「セイイク」とよく似た言葉で「イクセイ」という言葉がありますが、これは「育成」とは書いても「育生」とは書かないようです。

「育成」は「育て上げること」という意味を持つ言葉で、「後継者を育成する」「健全な青少年を育成する」などと用います。

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正解

2

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