第48問 「言を俟たない」「言を待たない」の意味と使い方


「言を俟たない」「言を待たない」の意味と使い方

問題

【   】内を漢字にしたものとして、適切なのはどちらでしょう?

・事実、そうであることは言を【またない】

  1. 待たない
  2. 俟たない

解説

「言(げん)をまたない」は、「あらためて言うまでもない」という意味の慣用句です。言う必要がないくらい明白だ、ということを伝えたいときに用います。

例えば、

「調査を要することは識者の言をまたない」

「食の安全が優先であることは言をまたない」

という具合です。

同じ意味の慣用句には「言うをまたない」「論をまたない」などがありますが、これらの「またない」は、すべて「俟たない」と書きます。

「俟つ」には「期待する、まかせる」という意味があります。「本人の自覚に俟つ」「今後の研究に俟つ」などと用います。

「待つ」にも「期待する」という意味があり、昨今は「言を待たない」「今後の研究に待つ」という表記をする方も多いようですが、本来は「言を俟たない」「研究に俟つ」です。

ということで、正解は2でした。

「バス」「電車」「友達」などのように、来ることが決まっているもの、または来る可能性が高いものについて「まつ」場合は「待つ」、「本人の自覚」「今後の研究」などのように、ないかもしれないものについて「まつ」場合は「俟つ」とご記憶ください。

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正解

2

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