第54問 知ったかぶりは「聞いた風」?「効いた風」?「利いた風」?


知ったかぶりは「聞いた風」?「効いた風」?「利いた風」?

問題

(  )内を漢字にしたものとして、適切なのはどれでしょう?

・口のへらない後輩に「(きいた)風な口をきくな」と言ってやった。

  1. 聞いた
  2. 効いた
  3. 利いた

解説

「きいた風なことを言うな!」

ドラマなどで、鬼上司やベテラン刑事が若者を一喝する場面などで登場する言葉ですね(実際に言われたことはありませんし、言っている人を見たこともありませんね、そういえば)。

さて、この「きいた風な」の意味は「いかにも知っているような態度をとって生意気な様子」です。いわゆる「知ったかぶり」ですが、「知ったかぶり」より更に批判的なニュアンスを出したいときに使われるようです。

「きいた」は、漢字で書くと「利いた」です。「気が利く」「機転が利く」「目先が利く」の「利く」と同じく、「よくはたらく」「できる」という意味です。「利いた風な口をきくな!」=「何でも知っていて、よくできるつもりか!」という感じでしょうか。

「知ったかぶりを言うな」=「どこかで聞きかじったようなことを言うな」ということで、「聞いた風」と書きたくなる気持ちもわからないではありませんが、それは誤りです。また「効いた風なことを言う」という表記もありません。

ということで、正解は3「利いた」でした。

「きいた風」は「聞いた風」ではなく「利いた風」とご記憶ください。

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正解

3

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