第62問 日本語で一番多い同音異義語「こうしょう」の区別


日本語で一番多い同音異義語「こうしょう」の区別

問題

A~Dには、「コウショウ」という読みを持つ熟語のうちどれかが入ります。1~5のうち、一度も使われないものはどれでしょう?

(A)な趣味を持っている知識人を相手にするのだから、展示の時代(B)は可能な限り正確に行わなければならない。資料館の担当者に(C)するなどして、民間に(D)されてきた伝説の裏付けとなる資料を探してほしい。

  1. 交渉
  2. 高尚
  3. 口承
  4. 公称
  5. 考証

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解説

「コウショウ」という読みを持つ熟語はたくさんあります。そのうち5つをピックアップして問題を作ってみました。

まず、「(A)な趣味」の(A)には、「学問・技芸・言行などの程度が高く上品なこと」という意味の「高尚」が入ります。

「高尚な趣味をお持ちで」「話題が高尚すぎてついていけない」などと嫌味を込めて発言する場面で用いられることが多い言葉ですので、相手を褒める場合には使わないほうが無難です。

次に、「展示の時代(B)」の(B)には、「古い文献や物品などを調べ、それを証拠として昔の物事を説明したり解釈したりすること」という意味を持つ「考証」が入ります。

多く「時代」とセットで「時代考証」として、ドラマや映画などに登場する人物、服装、建物、風物などが時代背景に合っているかどうかを調べることを指して用いられます。

三番目の「担当者に(C)する」の(C)には、「特定の問題について相手と話し合うこと」「掛け合うこと」という意味を持つ「交渉」が入ります。皆さん会社などでおなじみの言葉ですよね。

最後に、「民間に(D)されてきた」の(D)には、「口から口へと語り伝えること」という意味の「口承」が入ります。

ということで、1~5のうち一度も使われないものは4「公称」でした。

「公称」は、「一般に発表されていること。表向きにいわれていること」という意味の言葉です。

「身長公称175センチ」「発行部数:公称1万部」などという具合に、タレントさんの身長や、雑誌の発行部数の水増しをほのめかす時に用いられることが多いようですね。

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正解

4

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