第12問 直属の上司である課長と部長への敬語の使い方


直属の上司である課長と部長への敬語の使い方

問題

敬語の使い方が最も無難なのはどの文でしょう?

【直属の上司である課長と、その上司である部長と3人でミーティング中、部長に対し、課長の発言について言う】

 
  1. 「部長、先ほど課長がおっしゃったことですが」
  2. 「部長、先ほど課長が申し上げたことですが」
  3. 「部長、先ほど課長が言われたことですが」

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解説

部長と課長と私、この3者のなかで中間に位置づけられる課長の「言う」という行為を、最上位の部長に対してどう表現するのか、これはなかなか難しい問題です。

通常、上司である課長本人に対して、課長の行為について言うときには尊敬語を使いますね。

「課長、先ほど課長がおっしゃったことですが」

というふうに。

しかし、部長にとっては課長は部下です。部長にとって課長は立てるべき存在ではありません。よって、お題のような場面では、課長を自分と同じ課の人間として「身内」とみなし、課長を自分と同等に扱うのが、一般的に適切とされているようです。

部 長
 ↑
○○課(自分・課長)

という図式ですね。

そう考えると、正解は課長の「言う」を「申し上げる」と表現しているイということになりそうです。

しかし、「敬語の原則としてはそうかもしれないけど、私と課長との関係って希薄なんです。勝手に身内扱いしちゃっていいものやら」

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような方におすすめなのが、課長の行為には、「おっしゃる」より敬意の度合いが一段低いとされる「言われる」を使って表現するという裏技です。

「部長、先ほど課長が言われたことですが」

という具合に。

ちょっと苦しいですが、これで部長に対しても課長に対しても礼を失することはありませんので、ぜひともお試しを。

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正解

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