第21問 「探す」の尊敬語と謙譲語


「探す」の尊敬語と謙譲語

問題

【  】のような場面で、敬語の使い方が最も不適切な文はどれでしょう?

【1年上の先輩に、共通の上司である課長の居場所をたずねられて】

  1. 課長は資料室で資料をお探しです。
  2. 課長は資料室で資料をお探ししています。
  3. 課長は資料室で資料をお探しになっています。

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解説

「先輩」に対して「課長」の「探す」という行為について言う場面です。

先輩は自分にとって立てるべき存在ですので、あらたまった言葉遣いをするのが適切です。また、課長は、先輩にとっても自分にとっても上司ですので、課長の行為は尊敬の表現を使ってあらわすのが適切です。

ア「お探しです」は、「探す」を尊敬の表現「お~だ」にあてはめ「です」をつけたもので適切。ウ「お探しになっています」は、「探す」を尊敬の表現「お~になる」にあてはめ、「ています」をつけたもので適切な敬語表現といえます。

イの「お探ししています」は「探す」を謙譲の表現「お~する」という形にあてはめ、「ています」をつけたものです。先輩に対して課長の行為について言うときに、謙譲の表現を使うのは適切ではありません。

課長の「探す」を「お探しする」と表現してもいいのは、例えば、課長が顧客のために何かを探しているときに、顧客に対してそのことを言う場合などです。

「その資料につきましては、ただいま課長の○○がお探ししています。もう少々お待ちください」という具合です。

ということで、最もふさわしくないのはイでした。

尊敬の表現「お~になる」と謙譲の表現「お~する」は、まぎらわしいので、お気をつけ下さい。

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正解

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