第24問 「聞く」「感動する」は敬語でどう言う?


「聞く」「感動する」は敬語でどう言う?

問題

敬語の使い方が最も適切なのは、どれでしょう?

【講演会の講師に自分の感動を伝える】

  1. 昨日は、お話をうかがい、感動させていただきました。
  2. 昨日は、お話を聞いて、感動しました。
  3. 昨日は、お話を聞かせていただき、感動いたしました。

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解説

自分の「聞く」「感動する」を敬語で、どう表現するかの問題です。自分の行為なので謙譲語を使わねばなりませんね。

2は、単に「聞いて」「感動しました」としており、謙譲語を使っていませんので、この段階でアウトです。

さて、適切なのは1と3どちらでしょう。まず、「聞く」という行為についてみていきましょう。

「聞く」の謙譲語は、「うかがう」「拝聴する」、「聞く」を「お~する」という謙譲表現にあてはめた「お聞きする」です。

また、話を聞かせてもらった、というニュアンスを出したいときは、「~せていただく」という謙譲表現の形にあてはめ、「聞かせていただく」とします。

1は「うかがい」、3は「聞かせていただき」と言っていますので、どちらもOKですね。

では、次は「感動する」という行為について見ていきます。

3「感動いたしました」は「感動する」を「~いたす」という謙譲表現の形にあてはめたもので、OKです。

1は「感動させていただきました」は「感動する」を「~せていただく」という形にあてはめたものですが、先ほどの「聞く」と違って、これは適切ではありません。

というのは、「~せていただく」というのは、相手の許可を得て何かをする場合に使う表現だからです。「感動する」ことは、自発的な行為であって、相手の許可を得てすることではありませんよね。

自発的な行為に「~せていただく」を使うと、まわりくどく、また慇懃無礼な印象を与えかねませんので、使いすぎには注意です!

ということで、最も適切なのは、3「昨日は、お話を聞かせていただき、感動いたしました」でした。

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正解

3

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