第33問 後輩社員にお茶出しを指示する時の敬語の使い方


後輩社員にお茶出しを指示する時の敬語の使い方

問題

会社で、後輩の社員に、お客様にお茶を出すよう指示します。敬語の使い方が適切なのはどちらでしょう?

  1. お客様にお茶をお出しください
  2. お客様にお茶をお出ししてください

解説

1「お出しください」は、目上の人に何かを「出してください」と、お願いする時に用いる尊敬語です。

「恐れ入りますが、会員カードをお出しください」「お帰りの際には、アンケートをお出しください」などというように用います。

他方、2「お出ししてください」は、目上の人に何かを出すことを表す謙譲語「お出しする」に「ください」をつけて、お願いの形にしたものです。

つまり、「目上の人に何かを出してください」と言っているわけですね。

「社長がお薬を飲まれますので、お水をお出ししてください」

などと用います。

お題は、後輩の社員に対して、お客様にお茶を出すよう言っている場面ですから、目上の人に何かを「出してください」とお願いする尊敬語「お出しください」を使うのは、違和感がありますね。

ということで、正解は2「お客様にお茶をお出ししてください」でした。

「お出しください」と「お出ししてください」は、似ていますが、意味がまったく異なります。

後輩に「お茶をお出しください」と言ってしまった場合はご愛嬌ですが、お客様に「会員証をお出ししてください」などと言うと、「このえらい私に会員証を出してください」という意味になりますので、くれぐれもご注意ください。

「して」が入っているのは謙譲語なので、目上の人には使わないと、ご記憶いただければと思います。

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正解

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