第6問 謙譲語「いたす」と尊敬語「なさる」の違い


謙譲語「いたす」と尊敬語「なさる」の違い

問題

次の文のうち、敬語の使い方が適切なのはどれでしょう?

【電車のアナウンスで】

  1. 傘などのお忘れ物をいたしませんよう、ご注意ください。
  2. 傘などのお忘れ物をなさられませんよう、ご注意ください。
  3. 傘などのお忘れ物をなさいませんよう、ご注意ください。

スポンサードリンク

解説

「いたす」は、自分が何かを「する」ときに、自分の動作をへりくだって言う謙譲語です。

お題の場合、話しているのは鉄道会社の人、「する」のはお客です。お客は鉄道会社にとって立てるべき存在ですので、お客の動作を謙譲語で言ってはいけません。

よって、ア「いたしませんよう」は不適切です。

立てるべき相手の「する」という動作は、尊敬語「なさる」を使って表現します。よって、お題の場合、ウ「なさいませんよう」が適切。

イ「なさられませんよう」は、尊敬語「なさる」を更に「~られる」という尊敬表現の形にあてはめてしまったもので、過剰な敬語とされています。よって不適切。

ということで、正解はウでした。

スポンサードリンク

正解

このページの先頭へ