第14問 袖振り合うも多生の縁?多少の縁?


袖振り合うも多生の縁?多少の縁?

問題

【  】内を漢字にしたものとして、適切なのはどちらでしょう?

・ 袖振り合うも【タショウ】の縁といいますからね。

  1. 多少
  2. 多生

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解説

見知らぬ人に親切にして、感謝された際などに言うことわざ「袖振り合うもタショウの縁」の「タショウ」は「多生」と書きます(「他生」とも書きます)。

「多生」は、「この世に何度も生まれ出ること」という意味の仏教用語で、「袖振り合うも多生の縁」というと「道で人とすれ違うようなことでも、それは何度も繰り返された過去の世の縁によるもので、ただの偶然ではなく、縁によって定められた必然である」という意味になります。

「道で人とすれ違うのも、それは多かれ少なかれ縁であるから、その出会いを大事にしなければいけない」という意味で「袖振り合うも多少の縁」と言う人が少なからずいますが、それは誤用です。

また、「振り合う」の部分も「触れ合う」「摺り合う」「擦れ合う」など色々な言い回しが流布しているようですが、辞書(大辞泉)に載っていたのは、「振り合う」だけでした。

今のところ「袖振り合うも多生(他生)の縁」がもっとも正しい言い回しとされているとご理解いただいていいかと思います。

ということで、正解はイ「多生」でした。

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正解

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