第26問 「眉唾もの」の意味と使い方


「眉唾もの」の意味と使い方

問題

「眉唾(まゆつば)もの」を適切に使っているのはどちらでしょう?

  1. 彼は財閥の御曹司だというけれど眉唾ものだね。
  2. こちらはシェフおすすめの眉唾ものの一品です。

解説

「眉唾(まゆつば)もの」(「眉唾物」とも書きます)には、「だまされる心配のあるもの、真偽の定かでないもの、信用できないもの」という意味があります。「その情報は眉唾ものだ」 などと用います。

「もの」を省いて単に「眉唾」としても、ほぼ同じように使えます。「その情報は眉唾だ」といった具合です。

「眉唾」とは、慣用句「眉(まゆ)に唾(つば)をつける」を略したものです。

昔、眉に唾をつけておくと狐や狸に化かされないという俗信があったことから、だまされないように用心することを「眉に唾をつける」と言うようになりました。「眉に唾を塗る」と言うこともあります。

シェフのおすすめの一品が「眉唾もの」だったら嫌ですね。まあ昨今はそういう飲食店もあるようですので、眉に唾をつけて店を選ばねばならないというところでしょうか。

ということで、正解は1「彼は財閥の御曹司だというけれど眉唾ものだね」でした。

ほかに「唾」を使った言葉には、「生唾(なまつば)」があります。「生唾を飲み込む」で「目の前にあるものが欲しくてたまらなくなる」という意味になります。

ちなみに、主にアダルト方面で「生唾もの」などという言い回しを見かけますが、これは「眉唾」と「生唾」の語感が似ているため、つい「生唾」にも「もの」をつけてしまったもので、誤用です。

本来「生唾もの」という言い回しはないようなので、ご注意ください。

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正解

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