第39問 うっかりしていると「揚げ足をとられる」?「揚げ足をすくわれる」?


うっかりしていると「揚げ足をとられる」?「揚げ足をすくわれる」?

問題

(   )に入る言葉として適切なのはどちらでしょう?

・彼の前でうかつな発言をすると揚げ足を(   )よ。

  1. とられる
  2. すくわれる

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解説

「揚げ足(あげあし)」には、「足をあげること、あげた足」という意味があります。

柔道などで、技を掛けようとしてあげた相手の足を取って倒すように、「人の言葉じりやちょっとした失敗を取り上げて相手を責める」ことを「揚げ足を取る」といいます。「そうやって、すぐに人の揚げ足をとるようなことを言うから嫌なんだ」などと用います。

「揚げ足をすくう」という慣用表現はありません。「足」についての慣用表現
で、「すくう」が使われているのは、「足をすくう」です。「相手のすきをついて失敗させる」ことを意味し、「ライバルに足をすくわれた」などと用います。

ということで、「彼の前でうかつな発言をすると揚げ足を(   )よ」の

(   )に入るものとして適切なのは、1「とられる」でした。

「揚げ足をとる」と「足をすくう」は、ともに相手の隙(すき)をついて攻撃をしかけるという点では共通しています。

違いは、「揚げ足を取る」は、「隙」が言葉についてのこと限定されているのに対し、「足をすくう」は、何についてであれ相手の隙をついて、それによって失敗を誘うことを指すという点です。

なお、「足下(あしもと)をすくわれる」という表現を目にすることがありますが、これも慣用表現として一般的に認められたものではありません。相手のスキに付け入ることを「足下」という言葉を使って表現するなら、「足下に付け込む」です。

「揚げ足を取る」=相手の言葉の隙をつかまえて責める

「足をすくう」=相手の隙をついて失敗させる

「足下に付け込む」=相手の隙を利用する

とご記憶ください。

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正解

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